ICL手術〜手術当日、翌日検診、1週間検診について〜

4月某日、品川近視クリニック札幌院にてICL手術を受けてきたので、当日〜1週間検診までの話を共有します。

手術当日

病院に行くまで

前日まではコンタクトの使用OKです。

当日はコンタクトは勿論ですが、メイク、整髪料なども禁止になります。

また、食事は手術の1時間半前までに終えなければいけません。当日は4、5時間程度かかると案内を受けていたので、しっかりと食事を摂り病院へ向かいました。飲み物は普段通り摂って良いとの事だったので、特に苦ではなかったです。

病院に着いてから

病院に着いたらいつも通り受付を行い、呼ばれるまで待ちます。

受付の際に目薬と資料を貰うので、その目薬は10分間隔で点眼を行い、資料を読みながら待ちます。

看護師の方に呼ばれカウンセリングルームへ移動し、同じ時間にICL手術を受ける方と一緒に看護師の方から当日の流れの説明を受けます。

その後、医師による問診と目の状態の最終チェックを行います。

ここで問題がなければ、再度待合室で待機します。

再度呼ばれると手術スペースへ移動となり、以降は手術スペースで過ごす事になるのでトイレを済ませるよう案内されました。

先ほど一緒に説明を受けた人と同じタイミングで手術スペースへ移動し、手術スペース内の個室へそれぞれ案内されます。

ここで血圧やアレルギーの問診をされ、麻酔の目薬をしてもらい待機します。

同時に呼ばれた人が先に手術室へ案内されすぐに出てきたので、ICL手術は本当にすぐ終わるんだな、と思いながら待機していました。

手術

前の人の手術が終わり数分経つと私も案内され、手術室に移動しました。

歯医者の椅子のようなリクライニングする手術イスに座り、上下のまぶたをテープで固定され、目の所だけ穴のあいたシートを被されます。その後、器具でもまぶたを固定するので以降は手術が終わるまで瞬きが出来ません。ちょいちょい消毒や精製水?のようなものをかけられるので目が乾いたりはしません。

物凄い明るいライトを目線のすぐ先にセットされ、その3点のライトの中央を見続けるよう指示され、手術が開始していきます。

(このライトですが、目にかけられる液体の影響で屈折し動いているように見えるので、ライトは追わず、ライトがあったと思う辺りを真っ直ぐぼっーと眺めておくことをオススメします)

視界全体が光なので何をしているのかは全く見えませんが、先生が「角膜を切っていきますね」「これからレンズを入れますね」など声をかけてくれるので、それで何となく今何が行われるのかを把握できます。

レンズを入れる際に少し眼球を押されてる感があるのですが、10秒もしないで終わります。

片目が終わるとまぶたの器具を外して、もう片方の目にも同じことをやっていきます。

体感だと両目で10分も掛からない程度で手術が終わりました。

手術が終わり手術イスのリクライニングを起こしてもらった段階で先にレンズを入れた方の目は手術室のアナログ時計が読める程度には視力が出ていました。

手術後

術後は先ほどの個室へ戻り、30分程度安静に待機するよう指示されます。

この時は目が少ししみる感じして痛かったので目を閉じて待機していました。痛みはありましたが、両目とも視力は普段使っているメガネと同じくらい見えている感じがしました。

本来は30分待機したのち、再度医師の検査を受けて終わりになるようですが、混雑していたのか私は1時間以上待ちました。

多少しみる感じは残ってますが、1時間ほど経つと目を開けて普通にしていられる状態になりました。

先生が来た後、眼圧とレンズの状態のチェックを行い、問題無かったのでその日は帰宅となりました。

トータル4時間程度で終わり病院を出ました。

術後、いつも通り地下鉄と徒歩で帰宅したのですが、結構しんどかったので、誰かに迎えに来てもらうかタクシーで帰ることをオススメします。

帰宅後

視力はもう普通に見えていました。

疲れたのでこの日は寝て過ごしました。

翌日検診

目の検査と医師の問診を受けます。

視力は事前の予定通り両目1.5に回復していました。

この日はトータル20分くらいで終わりました。

1週間検診でも同様の内容を行います。

 

 

 

ICL手術〜術前検査(適応検査)について〜

以前より検討していたICL手術を受けるため、まずは事前検査(適応検査)を受けてきました。

札幌市内でICL手術を実施している病院を色々と調べ、品川近視クリニック札幌院で検査、手術を受けることに決めました。

事前検査(適応検査)を受けるまでの流れ

ICLを受ける場合、目の状態を確認し、適応可能かどうかの検査を受ける必要があります。検査を受けるためには事前予約が必要となり、Webから無料検査予約が出来ます。

希望日時を入力し予約フォームを送信すると数日中に電話がかかってきて、その電話で以下の内容を確認、連絡されます。

  • 予約日時の確定
  • 当日の持ち物(保険証、現住所のわかる身分証、メガネ、あれば割引クーポン)
  • コンタクト使用禁止期間(私の場合、2 weekのソフトコンタクトレンズなので、検査1週間前から使用禁止)
  • 検査以降の費用の支払い(検査当日にICL手術を受けることを決めた場合、レンズの発注が必要となり、内金19万円の支払い。クレジットカード払い可)

など

病院が混雑している場合は別の日時が提示されるので、その場で相談して日時を調整してもらいます。品川近視クリニック札幌院は土日も営業しているため、社会人の方も受診しやすいと思います。

検査時間

予約の際、電話口で3時間程度と伝えられました。

当日もちょうど3時間くらいで終わりました。

検査内容

院内には検査機器がズラッと並んでいるので、視能訓練士の方の案内に従い順々に検査を受けていきます。3時間の内、大半はこの検査の時間になります。

角膜の状態を撮影したり、眼圧を測ったり、視力検査をしたり。

一通り検査が終わると散瞳剤(瞳孔を開く目薬)を点眼し、手術や料金、術後の行動制限などについての説明を受けます。

その後、ICLについての動画を視聴し、最後に医師の問診を受けます。

 

検査の結果、私は中程度の近視、軽度の乱視と言われました。

普段は乱視入りのコンタクトレンズを使用しているのですが、軽度乱視のためICLは乱視なしのレンズを適用する事を勧められました。

ICLで乱視レンズを適用する場合、レンズの乱視軸方向が決まっているため、術後、眼内でレンズがずれ、見え方が悪くなる可能性があると説明を受けました。

視力検査の際、乱視あり・乱視なし両方の見え方を確認させてもらい、乱視なしのレンズでも1.5は視力が出ていたので、多少ズレが発生したとしても問題が無い乱視なしのレンズを入れることに決めました。

ICL術後に乱視が気になる場合、乱視のみレーシックで対応するというICLとレーシックを併用する手段もあるそうです。

また、私のようにデスクワークが中心の方は術後視力を高く設定し過ぎると眼精疲労になりやすいらしく、ある程度術後視力を加減した方が良いとも言われました。

問診

問診では直接医師に心配事や相談が出来ます。私は以下の内容を相談しました。

  • Q. 1年後検診以降、年に1度の定期検診が必要となっているが、長期の海外出張や海外移住などで来院が難しい場合はどうしたらよいか?
    • A. 日本に帰ってくるタイミングで連絡をもらえれば診察する。海外の病院で検診を受けたい場合は英語の紹介状を渡す。

与太話

検査後、そのまま札幌駅横の紀伊國屋へ本を買いに行きました。

当然、散瞳剤の効果が残っているのでいつものようには目のピントが合わないのですが、老眼の人のように本をある程度離して距離を取ると普通に文字が読めました。

検査当日は乗り物の運転が禁止になるそうなのでご注意ください。

 

次回は術後に記事を書こうと思います。

恐らく4月頃に手術を受ける事になると思いますが楽しみです。

追記

検査を受けた際、「レンズの種類にもよりますが到着には1ヶ月程度かかります」と言われましたが、私の場合、検査日から4日後にレンズが到着したとの電話を受けました。

強度近視、乱視レンズ使用で無い場合はレンズの在庫が国内に大抵あるそうで、割とすぐ手術を受けられるようです。

仕事やプライベートの都合と調整し、4月末頃に手術を受ける事にしました。楽しみです。